投薬について(粉状)

引き続き、投薬についてです。
ロビンの食欲がなくなり、食べ物で包んで与えることが難しくなった時、私は病院に電話をして確認をしました。
「今のお薬って、砕いて与えても大丈夫ですか？」
これに対してOKを頂けたので、私は全ての錠剤を砕きました。そしてすり潰し、粉状にしてペーストに混ぜました。
ペースト状の歯磨きを使っていたことがあったので、その時のことを思い出して、飲み込ませることができるのではないかと考えたのです。

実際、これで投薬をすることができました。
ただ、正直犬の性格や薬にもよりますが、最終手段で、心からおすすめはしません。
理由はあまりにもしんどいからです。犬も、人間もです。

方法として以下に記載します。(ロビンの場合)
①前もって薬を粉状にし、ペーストに混ぜておく。
②さりげなく近づき抱き上げ、座った自分の足の間に仰向きで寝せる。この時、頭が自分の足の付け根側に来るようにする。
③興奮が落ち着くのを待つ。
④ペーストを指にとり、口に入れて歯茎に塗り付けるようにする。

この時使ったペーストは、色々試しましたが現在はおくすりちょーだいという商品を使っています。
過去には蜂蜜、ヨーグルト、自家製ジャムも使いましたが、我が家で1番使いやすいのはおくすりちょーだいでした。
速さと値段を考慮し、主に楽天市場で購入しております。

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先程しんどいと書きましたが、うちのロビンは嫌な時は割と噛みます💧
なので、始めに指を口に突っ込んで与え始めた時、家族は驚愕していました。ですが、肌の出ている部分しか噛まないという特徴？があった為、指は仕方ないとして、頭や足、自分のもてる全身を使って押さえ込んでいました。
私が1番怖いのはロビンが悪化することだったので、それに比べれば何だって、と思っていました。
しかし、現実は想像以上で、ロビンは何もない時でも私が背後に近づけば抱き上げられないかと逃げましたし、撫でようとすれば歯をむき出しました。癒しのロビンから敵のように扱われることは、精神的に辛かったです。

そして、ちょくちょく噛まれつつも我慢できる程度だったので投薬を続けていたのですが、ある日、抱き上げる段階で手を顔に近づけすぎてしまい、深く私の手のひらに犬歯が入り込んでしまいました。
瞬間、私の全身からは冷や汗が噴き出し、震えと吐き気と頭痛が一気に襲ってきました。それでも何とか投薬だけは済ませましたが、手を洗おうにも立つこともできず、風呂場まで這い、服が濡れるのも構わず手を流しました。
その後、なんとか近くの叔母に連絡を取りソファまで運んでもらいましたが、顔面蒼白だったそうです。調べてみると外傷性ショック状態だったようで、本当に恐ろしい思いをしました。まあ、その後も私以外できないので投薬は続けるのですが…
結局手はのひらは、2～4日おきに病院へ通い、全治2週間でした。跡は残っています。利き手ではありませんでしたが、普段の生活(洗顔、風呂など)ができないことはストレスでした。

噛まれて2日後。この後もっと腫れました…

私の心身が限界に達した頃、遂に父がシリンジ(針のない注射器)の先にゴムチューブを付けたオリジナル投薬器を作り、それで投薬をすることもできるようになりました。ただ、指で入れる時よりもゆるくしないとスムーズに出て行かないので、ペーストの量が増え、時間がかかるのは難点でした。

今は食欲が戻り、たまに私がペースト投薬することはあるものの、殆ど食べ物で包むことで与えられています。本当に助かりますが、この食べ物を考えるのも結構大変なんですよね💦
でも、食欲が戻ってなによりです。
※投薬動画があるのですが、動画はアップロードできませんでした💦