次の日の朝がきてもまったく気は抜けず、病院にまた連れていきます。ふとした瞬間に呼吸が止まっていないか恐ろしかったです。
病院がやっている時間いっぱい預かって点滴を打ってもらい、スタッフがいなくなる時間には連れて帰って自宅で介護をしました。
毎日針を刺される脚は細くて血の気がなく、いざという時に薬を入れる為の管がずっと付いていました。
それでも止まらなければ、発作はもう止まらないと言われており、起きないことを祈るしかできませんでした。
幸いにも山場の3日間を乗り越え、ロビンは生きていました。
2日目にはシリンジで水を少しずつ飲み、
3日目にはリキッドのミルクの栄養剤を飲みました。
はじめは尿を作ることすらできなくなっていた体が、尿を作って排出することができるようになってきました。
体全体から漂っていた死臭のようなものが、少しずつ変わっていき、尿も普段とは違うものの、毒素が出ているような臭いでした。
腎臓が悪いと分かる臭いをしていましたが、それでも日に日に目が変わっていきました。