ロビンが普段行っている、自宅での点滴について書きたいと思います。
下の写真のソルラクト輸液を1回につき150mlずつ皮下点滴で入れます。
500ml入りなので、3回分使えます。マジックでおおよそ150mlの所に線を書いて分かりやすくしてあります。
常温保存しており、これを軽く湯たんぽで温めてから使います。
我が家での点滴方法ですが、まずロビンを母が抱き、服のボタンを外します。
首の後ろに針を刺すので、毛は剃ってあります。そこを消毒します。
針を刺すのは父が担当し、刺したら針を母が抜けないように押さえ、父は輸液の袋をぎゅーっと握って液をどんどん流していきます。私はロビンの顔の前で気を逸らせる担当です…
※点滴の種類によって速さは違うかもしれません。
量が入ったら、針を抜き血を押さえます。これで終了です。
この後片付けや、途中細かい点滴の器具の使い方もあるのですが、それはタイプによって違うのかなと思いますので、ここでは省略しますね。
ちなみに、うちでの点滴回数が多いもので、しやすいように、我が家では父お手製の点滴器?を使っております。
どうやら針金ハンガー、農業用の棒、その他名称不明の物を組み合わせて作ったようです。
この台、画像には写っていませんが、キャスター付きなので移動が楽です🙂
結構高さがありますが、父の身長での使いやすさと輸液の逆流防止の為です。まして3回使いますので、ここに引っ掛けておけば輸液が零れるようなこともないので割りと便利です。
ロビンの反応ですが、寝たきりに近い頃は無反応でした。今は元気が出てきたからか、「ギャン!!」と針を刺した瞬間だけ鳴きます。
私は発作や病院で散々悲痛な姿を見てきたので、悲しいかな慣れてしまったのですが、刺している父は、可哀想でロビンの声が夢に出る程だそうです(でも自分でやるとのこと)。
ロビンは自分のことを嫌いになったんじゃないかと時々しょげるので、そちらのフォローが必要です💨
自宅での点滴は、通院の時間と手間や処置の費用を考えると楽なことも非常に多いです。勿論、犬自身の移動もいりません。
ですが、精神的な負担はありますね。あと、やり方を覚えるのと、実際にできる環境が必要です。
もし1人でロビンを飼っていたら難しかったかもしれないと思うことはあります。
いつも、犬も人も出来るだけ幸せな方法を選びたいと思いますが、犬の性格や状態、家庭環境によっても変わりますね。