ちょっとシリアスな話かもしれません。
先日、知っているバセちゃんの訃報を知りました。
先代犬ロビンも一目だけどお会いしたことのある子で、ロビンと同じファンコーニ症候群を持ち、ロビンより長生きしてくれました。
色んなことがロビンと重なって、介護と闘病のことを聞くと当時の沢山の記憶が出てきました。
療法食を食べてくれなくて、食べられるものがやっと見つかっても3日ともたず一喜一憂していたこと。
骨と皮だけになった体に、謝りながら自宅点滴のために針を刺したこと。
検査の結果や落ちていく体重、今日食べられた量など、数字ばかり気にしていたこと。
嫌がる投薬に、生きていてほしいのは自分たちの勝手なのかと悩んだこと。
書き出せばきりがありません。
とにかく、ワンコも飼い主さんもお疲れ様です、頑張ってくれてありがとう、と思いました。
それでも知っている子が亡くなるのは悲しいなあ。
ファンコーニ症候群のバセンジーはどんどん聞かなくなってきて、喜ばしい反面、あの大変さを共有する人はいなくなってしまうんだなと思います。
もちろん病気がない方が絶対に良いです。ただ、過去にいたんだということ、必死に戦ったこと、私は覚えていたいと思っています。
それもあってブログを続けているのかもしれません。
最期の姿は、皆似たような顔をしていて、白くなった毛も細くなった頬もロビンみたいで、それでもどんな姿でも可愛いなあと感じました。
このロビンは生前の姿ですが、ショボショボした顔をしています。
お互いに会った時はもっと若かったから、この姿で誰か分かるかな?
お空の上で一緒にファンコーニあるあるでも語ってたらいいなあ😌
病気のない体で、どうか楽に、自由に過ごせているといいなと願っています。