今日、12月18日はロビンの2度目の命日です。
昨年もですが、あっという間に2年経ったのかと思います。
1年前は、ロビンとウーロンは犬種は同じでも正反対の性格だなあと思っていましたが、最近はウーロンの成長と共に似ているところが増えてきました。
ロビンがいたからこそ読み取れる、ウーロンの分かりづらいサインもあると感じます。
思い返せばロビンは、臆病で淋しがりで神経質で…繊細さをこれでもかと詰め込んだような子でした。
甘えたくても表現がなかなか上手くできない不器用さを持ち、敷物のない屋外では座ることさえ嫌がるこだわりもありました。
けれど、そんなところも全てロビンだけのもので当時は大変で悩んでいても、今では何から何まで愛しいと感じます。
どうしてもロビンは最期の介護の印象が強く残っていますが、その頃投薬中に思いっきりロビンの犬歯が掌側の親指の付け根に刺さり、外傷性ショックで倒れた上に全治2週間になったことがありました。
運転もできないし、利き手だったのでお風呂などの身の回りのこともままならず、本当に大変でしたが、今すっかり跡形もなくなった掌を見ると、少し寂しい気持ちになります。
変な人間だと自覚していますが、傷跡ですら愛しい思い出なんです。
闘病生活を送りながら、あんなに強く噛めるほど力があったこと、嫌だという意思を示せたことすら嬉しいと思ってしまいます。
残ってくれて良かったのにな…と、掌を見ると思います。
覚えていることも勿論沢山ありますが、どうしても薄れていくこともあって、とうにロビンの体重を超えたウーロンと過ごしていると、ロビンを抱いた重みが薄れていっています。
ヨボヨボになったふにゃふにゃの体は覚えているけど、元気だった頃の体の感覚をはっきりとは覚えていません。
血流が悪くなり、冷えてしまった手足を擦って暖めた記憶はあっても、温かい血が漲る手足はウーロンとだぶってあやふやになってしまいます。
そのことを悲しいとも思うけれど、私は今いてくれるウーロンのことで一杯で必死なんだなと思うと、そこまで嫌だとは思わずにいられます。
今もこうしていて涙は出るし、何年経ってもきっとそれは変わらないんだろうけど、ロビンと出会えて幸せだと間違いなく言えることが何より幸せです😊
これからも思い出しては泣いて笑って過ごしていくのだと思います。
改めて、私の人生を共に歩み、私を生かしてくれたロビンに感謝しています。
いつまでもいつまでも愛しいロビン💐