しかし、待っていたのは介護生活でした。
ロビンが生きていてくれること、それはこの上なく幸せなことです。
なのに、なのに、30分~3時間おきの水とミルク、おむつ替え。
理由の分からない終わらない悲痛な鳴き声。
どんなに気を付けてもできてしまう、痛々しい床ずれや注射跡。
家族でお世話をしていましたが、どうしても私がメインでするしかありませんでした。
嫌な訳はありません。ただ、気が狂いそうになる自分がいました。
世話をしてもあやしても鳴き続けるロビンと、私がいるからとこちらを気にしようともしない父を見ていたら、遂に立てなくなってしまいました。
ロビンの横に座り込んだまま、動けなくなってしまいました。呼び掛けに反応もしない私に違和感を感じた父が寄ってきましたが、何を言うこともできなくなっていました。
こんなに愛しい、何より大切なロビンなのにどうして、と自分を責めました。